生物系博士の就職活動

情報が少ない博士学生の就職活動について、生物・バイオ系博士が製薬企業の就活を行って得た情報・知識を記事にしています!

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製薬企業の研究職を目指した就活 (書類選考)

博士課程の学生の就活時期は早い

準備は早くしておいた方がよい 

英語の資格はできれば取っておきたい

準備しても中小規模の製薬会社は落ちる

 

 

 

 

 博士課程の学生の就活時期は早い

まず、博士課程の学生の就活時期は早い。

大手製薬企業のES(エントリーシート)提出は、年度によって違うのかもしれないが早ければ11‐12月には始まり、選考も始まっていく。それから3月までに一部の企業でES提出が始まって、その他の企業は学部・修士学生と同じ時期で選考が進む。

 

マイナビとかリクナビしか見ていなかった私は、早期にES提出することに気づかず、一部の企業には提出できなかった。しかし、この時期に就職活動が始まる企業の大半は大手企業だ。

 

博士課程の学生を受け入れている製薬・化学系のメーカーが纏めてあったサイトがあったのだが、確認した所なくなってしまっていた。

 

製薬企業の売り上げランキングなどで調べた上位は、博士課程の学生の募集をしている可能性が高いので、事前に調べてその会社のHPをちょくちょく確認しておくことを勧める。特に連絡があるわけでもなく、突然募集が始まっているので、もう一度言うが確認しておくように。

 

準備は早くしておいた方がよい

優秀な博士課程の学生のであれば問題ないのかもしれないが、その他大勢は準備を早くしておいた方がいい。特にESの内容は、書けば書くほど内容が良くなっていく。

 

自分の印象としては、同じ会社のESを長時間かけて推敲するよりも、色々な会社のESを書いた方が良いと思う。

 

なぜなら、基本的には同じことが聞かれているのだが、質問の聞かれ方によって書き方が変わったり、文字数制限により文章を短くしたり長くしたりする必要があり、そのうちしっくりする文章が書けると思う。(今後ESで書いた内容もどこかにまとめて置こうと思う)

 

一回しっかりとした文章が書ければ、後はそれを基本として一部変更してESを書けば十分であると思う。

 

基本的には

志望動機

自己PR

学生時代に力を入れたこと

研究内容(A4 1-2枚が多かった)

 

英語の資格はできれば取っておきたい

こんなことを書いているが筆者は英語の資格を持っていない。

 

大昔にとった英検3級。。。

 

資格がなくても使えれば困らなかったし。。。

 

だが、ESではまず間違いなく英語の資格(TOEIC、英検)の記載を求められる。

 

TOEICなどは受験してから、結果が出るまで時間が掛かるので早めに受験しておくことを勧める。

 

準備しても中小規模の製薬会社は落ちる

しっかりとした文章が書けていれば、それで書類選考が通る確立は高かった。

 

しかし、大手の製薬企業で通過した内容で書いても、中小規模の製薬企業に似た内容で書いたとしても普通に落ちる。書いた後に「この内容ならいけるだろ!」と思ったとしても、当たり前かの様に落ちる。

 

これは推測だが、中小規模の製薬企業は、博士課程の学生は専門性がマッチしていなければ書類選考の段階でもかなり難しいと思う。

 

様々な製薬企業を受けた実感では、大企業でも同じ傾向ではあるが、中小規模の製薬企業は特にその傾向が高い気がする。

 

ぜひ準備して書類選考を通過して欲しい。