生物系博士の就職活動

情報が少ない博士学生の就職活動について、生物・バイオ系博士が製薬企業の就活を行って得た情報・知識を記事にしています!

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新たな会社に入社して一週間経っての感想

随分と更新出来ておらずすみません。

新たな企業への入社に伴い、それまでの引継ぎ、引っ越し、新入社員研修、その他かなりの課題があり、さらに近い内に海外学会に行くようです...

かなりバタバタして何もできない状態でしたが、色々あって現在勉強できる状態ではなかったので、これまで感じたことについてまとめようと思います。

 

 

 

 

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新入社員研修

企業に入ったらまずあるであろう新入社員研修です。

大学にいたらまず行われることのないであろう状態です。

会社の概要・ビジョン・企業における研究者など様々な役職の方から話を聞きました。

学生の頃はあまり考えなくてもやっていたことでしたが、何度も何度も様々な観点から話を聞きました。学部・修士・博士が一斉に同じ研修を受けるので、共通部分はそれでもいいと思うものの、学部卒と博士卒では意識面でも違う所がありますが、基本的に学部卒に合わせて研修が進むので退屈な面はあったのは確かです。

 

アカデミアと企業の違い

正直、企業に就職したのにアカデミアに戻る人がいる気持ちが分かる気がしました。

企業で違うと思いますが、正直無駄なルールが色々あります。

アカデミアで過ごしていた時は気にならない・気にされなかったことに対して、色々言われます。本当に色々言われます。。。

それを許容範囲内と捉えられるか、無理だと感じるかによって企業でやっていけるか決まる気がします。

前年に入社している人は普通に適応しているので、そのうち慣れるのでしょうか。

 

学士・修士・博士の違い

自社の新入社員を見た個人的な意見として、

学部卒の学生はまだ学生の気分が強い印象がしました。

修士卒はよく分からないです。

博士卒は自分が思っているより、周囲からの期待はかなり大きいと感じます。

入社した企業が、これまで学んできた分野と全然違ったとしてもこれぐらいはできて当然という感じで周囲から見られるので、結構きついと思います。

 

博士で入社した人に対して

学位を取得して、博士で入社した我々は学部・修士と比較して大抵5年・3年程度遅れて入社しています。言い換えると、我々は入社後5年・3年経った社員と比較される訳です。

当然、社会人としての常識・マナー、会社のルールに対する知識は持っていません。

それに関してはこれから学んでいくとして、それをカバーできるレベルでのその他での能力を上の人から要求されます。

正直、自分が思っていたよりかなり厳しいですが、何とかしなくてはありません。

しかし、我々はもっと厳しい修士・博士課程を何とかやってきたはずです。これまでの経験を活かせば絶対に何とかなるはずです。

最初はかなり大変ですが、会社の全体の流れが理解できるようになれば、ある程度自分の思ったように仕事ができるはずです(希望的観測)。

まずは目の前の仕事に対し、上の人の期待を上回るような成果を出していきたいと思います。

 

まとめ

・新入社員研修は普段話す事のない人の考え方が聞ける良い機会

・企業では無駄なルールが結構ある

・博士卒に対する要求は高い

・博士卒ならこれまでの経験を活かせば何とかなる!!