日本学生支援機構の奨学金の返済
博士課程まで進学した学生なら一度はお世話になっていると思う奨学金についてです。
筆者は日本学生支援機構から借りていたので、今後返済していくこの奨学金の返済について調べたのでその内容を纏めます!
自分の奨学金について調べる
最近は奨学金の在学猶予の申請などもネット経由で行うようになったので、使う機会は多いと思うがスカラネット・パーソナル - ログインを用いる。
ログインの際には、面倒なのだが奨学生番号が必要となるので、どこかに控えておかないと何回も調べることになるので注意。
ログインするとこれまで借りた個々の奨学金の情報や各種届出の提出などが出来るようになる。筆者の場合、学振が通過しなかったため、学部、大学院修士、大学院博士で奨学金を借りており、各々に奨学生番号などがあり、それぞれ返済をしていかないといけない。
また、筆者は学部の時は第二種奨学金(利息が付くタイプ)であり、大学院以降は第一種奨学金(無利子)であった。そのため、第二種奨学金から返済したいと思っていたが、そのようなことはできないらしい。
筆者の場合は3つの奨学金それぞれを同時に返済していくことになる。返済金額や返済期間について詳しくは
を参照して欲しい。
上記の基準で返済していくことになり、基本的に長くても20年で返済することになる。
筆者の場合、返済金額がトータルで1000万円程度で、おおよそ毎月5万円ずつ返済していくことになる。
返済時期について
働き始めてすぐに5万円ずつ返済するの!?と思っていたらそうではなく、
在学猶予期間終了後の返還(振替)開始日
在学猶予後は在学期間終了の翌月から数えて7か月目の27日が振替日(返還開始)
となっているので、3月に卒業した場合、10月から返済が始まることになる。
つまり、半年間は猶予がある。
経済的に返済が困難な場合は、以下の基準を満たしていれば返還期限の猶予が可能なので、詳しい内容が知りたい方は以下のリンクから確認してください。
利用を検討している制度
・奨学金返済期間変更
上記での述べたが、筆者が返済する奨学金には第一種奨学金と第二種奨学金がある。
第二種奨学金は利息が付いていくのでできるだけ早めに返済してしまいたい(奨学金の金利は非常に低く設定されているので、ものすごく気にする必要はないのかもしれないが...)。
そこで、奨学金返済期間変更願を提出すると、複数の奨学金がある時にその金額を合算した金額で、奨学金返済年数が決まる。
つまり、奨学金の金額を合算して3,400,001円(約340万)以上になれば、その金額を20年で返済できることになる。340万円以下の奨学金の場合、返済年数は20年より短い分、返済金額が多くなるが、それを平均化して20年で返していけることになる。
そこで余裕が出た金額を第二種奨学金の繰り上げ返済に当てていけば、トータルで返済する金額を減らすことができる。
第二種奨学金の返済が終わったら、第一種奨学金についてはゆっくり返済していこうと思う。
・在学猶予期間短縮
筆者の場合、就職するタイミングが4月からではないため、在学猶予期間の短縮を行わなければならない。これは普通に3月に卒業する人は関係ないです。
まとめ
働いてから返せばいいやと思っていたら最初は返済が結構大変だから注意!!